2013年09月17日社長室感謝心こそ最強の武器である
社長が第23期経営計画発表会で話された内容を原文のまま掲載します。
感謝の心の大切さを表した記事が有ります。
私はこの記事に大変、感銘を受けました。
平成16年か平成17年の日経新聞のコラムの中の一説です。
私の闘病中に見た記事です。
最年長者のプロゴルファーが誕生、という見出しがありました。
確か50歳代半ばの年齢と記憶していますが、その記事の内容は次のようなことでした。
私は若い頃は自分のことしか考えていなかった。
しかしこの年齢になると人の有り難さがわかるようになってきた。
私は、私にかかわる人々に素直に、有り難う、と言える年代になりました。
なぜ私が最年長でプロテストに合格できたかというと、
私の感謝の心が私を合格させたのではないだろうか、と思っています。
今の若い人たちは、体力もあり、パワーもあり、とても強いゴルフをする。
しかし、ただ一つ足りないのは、周りの人への感謝の心である。
プロテストを運営するスタッフ、あるいは自分のために一所懸命働いてくれる、
キャディさんに対しての、感謝の心が少しばかり足りないのであろう。
ショットをしては、他の人への気ずかいが全く無く、自分のスイングのこと
ばかり考えている。
また、パットを外すと、首をうなだれてボールを取り、他の人にはかまわず、さっさと
ホールアウトする姿。
それに対して私は、スタッフに対して有り難うという気持ちと感謝心のおかげで
沢山の人から無言の応援を頂きました。
また、私と一心同体の気持ちで協力して頂いたキャディさんの御蔭で
プレッシャーやストレスを感じることなく楽しいゴルフをする事が出来ました。
その結果が私に良いゴルフをさせてくれたと思っております。
つまりこの事を深く考えると、私を助けてプロテストに合格させてくれたのは
私の実力ではなく、感謝の心のたまものであろうと考えました。
私はこの体験を通して、人間を強くするには、感謝の心が不可欠であると
つくづく感じました。
人生、仕事、すべてにおいて感謝の心をもつことが最強ではないだろうか?
という内容でした。
還暦まであと1週間の59歳でプロテストに合格した古市忠夫プロの話です。
古市プロはラウンド前と後に必ず、ホールに向かって帽子をとり深々とお辞儀をする。
ゴルフできることへの感謝の気持ちからです。
感謝の気持ちが奇跡を起こす・・・つづく
社長室 鶴田