2015年03月30日社内イベント第二回 誰よりも頑張ったで賞 食事会
2月27日(金)に「誰よりも頑張ったで賞」の受賞者5名と鳴重専務の計6名による食事
会がありました。
「誰よりも頑張ったで賞」とは、年に3回、全社員の中から文字通り会社に頑張って貢
献してくれた社員を表彰する社内制度です。また、その副賞として帝国ホテルでの食事会
に招待されます。なぜ帝国ホテルなのかというのは、食事内容はもちろん、一流ホテルで
の一流のサービス、おもてなしを受けて感銘して貰い、受賞者の方々の仕事に対しての気
遣いのヒントや糧にしてさらにひとつ上の社員になって欲しいという想いもあるとのこと
です。
今回の受賞者は、江東営業所の鹿島所長、江東営業所の犬塚社員、品質管理部の金森社
員、ひとえいちの天野社員、そして私の5名です。
17時に本社から電車を使って帝国ホテルへ着くと、まだ食事会の時間まで時間があった
ので、少しの間ホテル内を見学したりして過ごしました。
その後、帝国ホテルの食事会で恒例となっている集合写真を今回も撮ろうとホテルの正
面玄関入口から入ったところにある生花のモニュメント前に専務と受賞者の皆が集まり、
写真を撮るためにカメラを取り出した瞬間、さりげない所作で近づき「写真をお撮りしま
す」とロビーにいた帝国ホテルの従業員の方から申し出がありました。
何気なくこちらもカメラを渡して写真を撮ってもらいました。
そうしているうちに18時になったので食事会会場のレストランに向かうと入口では、レ
ストランの従業員の方たちが迎えてくれました。格式ばった歴史あるホテルでの食事は初
めてなので緊張して気構えていましたが、普通に笑顔で挨拶され、席に案内されたので思
っていたほど気構えることなく席に着けました。
席へ着くとウェイターの方がいらして挨拶の後、当日のコースメニューの説明があり、
その後、食前酒のワインリストを渡してくれました。食前酒が継がれ、料理が順次運ばれ
てくるにつれ、皆の緊張も段々とほぐれ、仕事の話や雑談などして皆で歓談しながら食事
を楽しむことができました。
食事会から帰ってきてから気づいたのですが、帝国ホテルの方々がしていた行動をひと
つひとつ思い返してみると、カメラ撮影の申し出やレストランでの自然な挨拶と席までの
誘導、会話や食べるスピードに合わせた料理運びのタイミング。実はこれ凄いことなので
はないかと私は感動を覚えました。
一流のサービスができる人とは、お客様に何をして差上げれば喜ぶのかを常に考えて自
然にそういう行動をし、さらにお客様には、気構えさせることなく自然に受け入れて貰え
るような言動ができる人なのかもしれません。
また、食事会で歓談していた中で、専務から伺ったお話に感銘を受けました。
それは、「自分の中にルールを決める。」というお話でした。
自分の中にこれだけは絶対に守る、と言う強い意志を持ち、ルールを決めれば、他の事
には気にならず前だけ向いて仕事に取り組むことが出来る。と言った内容に感銘を受けま
した。私は、そのお話を伺い、さっそく私も自分の中にルールを決めてそれを行動してみ
ようと思いました。
考えた結果、自分の中のルールとして出社時のルールと作業中のルールの2つのルール
を決めました。
具体的には、出社時には朝余裕を持って出社し、もし誰もいなくても必ず正しい姿勢で
「おはようございます」と挨拶をする。作業中では社内の基本ルールを遵守し、有時の際
には上司に連絡、報告、相談を迅速に行うという2つのルールを設けました。
この2つのルールを決めてから実行し続けることにより、朝はその挨拶が習慣になり、
作業はより丁寧になりました。作業に関しては、帝国ホテルの従業員の方の自然に流れる
ような動きをイメージしながら作業したことも効果があったと思います。
このように帝国ホテルでの一流のサービスを体験し、更に勉強になるお話しを伺うこと
ができ、それがきっかけで自分がまたひとつ成長したように感じられて本当に良かったな
と思いました。また、こういう場を設けてくれた会社に感謝しなければならないなと感じ
ました。
ぜひまた「誰よりも頑張ったで賞」を受賞できるよう、仕事に自分自身に磨きを掛けて
いきます。
新宿営業所 南部 季樹