社員ブログ

2015年06月29日環境整備第31期 二回目の集中環境整備

5月30日は、第31期2回目の集中環境整備の日でした。
 
 

毎年、年2回資機材を1日かけて集中的に磨きあげます。集中環境整備は我社の年間行事
の中でも、とても重要な日になっています。特に今年は、会社の経営方針でも、原点に立
ち返り磨くがテーマとなっており、環境整備員の私としても、いつになく気を入れて臨み
ました。

 
 

今回、埼玉支店ではポリッシャー(床を磨く為の機材)を対象として磨きました。ポリッ
シャーは全て一つ一つの部品に解体し磨く為、当日の分解作業に時間を取られないよう、
前日に全員で遅くまで時間をかけ解体したほどの気合のいれようでした。

 
 

ポリッシャー磨きで最も光り、達成感がでる部分は、ポリッシャーの丸いヘッドや、平滑
な支柱部分です。逆に磨いてもなかなか光らない部分は車輪、車軸部分のように凹凸が多
くあり、磨きにくい部品です。今回私はあえてそれを選び、ピカピカに仕上げるという意
気込みで臨みました。

 
 

朝礼後支店内外を清掃した後、社員一斉にポリッシャー磨きを開始しました。
皆が無心に磨いている中、私もあえて挑戦した磨きにくい部品を熱心に磨いていました。
しかし気合とは裏腹に、車軸部分は予想以上に、細かい凹凸が多く、細い溝に指を入れ何
度も何度も耐水ペーパーで擦るのですが、狭い空間を磨く事は非常に困難で四苦八苦しま
した。

 
 

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2時間ほど悪戦苦闘していると、近くで磨いていた新入社員の部品をみて、周りの先輩社
員から、ものすごくピカピカなったじゃないか、との声があがりました。顔を上げ新入社
員の方を見ると、私の磨いている車軸などに比べ物にならないぐらい、ポリシャーのスタ
ンドがまぶしいばかりの輝きをしていました。

 
 

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平滑な物は、磨きやすいから光るのは当たりまえじゃないか。私のは凹凸があるから磨
きづらくてなかなか光らないんだよ。」と思わず、そのピカピカなポリッシャーヘッドを見
て嫉妬しました。
そして同時に、咄嗟に思った自分の本音がとても情けなく、恥ずかしい気持ちになりまし
た。日頃から不平、不満、愚痴、やっかみは良くない事と社長から教えられ、頭では分か
っていても、心の中まで浸透していなかった。わかった振りをしていたのだという事に気
が付かされました。

 
 

それでも、皆の活き活きした雰囲気に後押しされ、午後からは気を取り直して、とにかく
何も考えず無心に磨く事に専念しました。すると車輪の中心にある直径1センチくらいの
ボルトの表面が徐々に光沢を帯びてきました。
さらに磨いていくと、今度はその小さいボルト表面がピカピカに光出し、私の顔がとても
小さく写ってきたので。その顔はとても晴々した表情に見えました。顔上げてみると私だ
けではなく、皆も同じく晴々した表情をしていました。

 
 

今回の集中環境整備を実施し、社長の話を思い出しました。
環境整備は修行、座禅と同じ、無心になり、自我を取り除き、素直な心になって強くなる。

 
 

私は、環境整備を通じて、人間的に成長できる支店をめざし、これからも支店の皆でこの
環境整備という修行を続けていき、幸せになりたいと思いました。

 
 

皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 
 

埼玉支店 加藤耕一

 
 

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