2015年07月22日社内イベント技能オリンピック個人戦
6月10日、当社の研修センターにて、技能オリンピック個人戦が行われました。
この「技能オリンピック」は、第一ビルメンテナンスの最大の武器である定期清掃の
部署ごとの代表が集結します。そして、おのおのが切磋琢磨することで「環境エンジ
ニア」としてより高みを目指すことを目標に、品質管理部主催で2009年より実施され、
今年で迎えて第7回の開催となりました。ちなみに、「環境エンジニア」とは、当社で
は定期清掃作業班に所属する社員のことを言います。
競技は、ビルメンテナンス業にたずさわる者が取得を目指す国家資格「ビルクリーニ
ング技能士検定」で実施される3種目により行われます。
まず最初に、「ガラス表面洗浄作業」です。
この競技は開始から8分以内での完了が標準時間で、10分経過すると打切るという条件
があります。
競技は2名同時進行。手を挙げ、「始めます!」の掛け声が響き渡ると競技が始まりました。
社長や専務以下、審査員が見つめ、張り詰めた緊張感の中で競技が進んでいきました。
続いて、「カーペットシミ取り作業」です。こちらも、ガラス表面洗浄作業同様に、8分が
標準時間、10分で打切りとなります。
油性と水性、2種類のシミを、適切な洗剤を使用して除去します。方法を正しく理解できて
いないと汚れを除去できません。
最後は、技能オリンピック個人戦におけるメイン競技と言ってもよい、「床表面洗浄作業」です。
標準時間は17分、20分経過で打切りです。
まず、床面に撒かれているおがくずの除去から始まります。
続いて、ポリッシャーを使い、床表面を洗浄します。
ポリッシャーでの作業は水を使うので、その時に出た汚水を、バキュームを使って回収します。
汚水回収後、ワックスを塗るために送風機を使って床面を乾燥させます。乾燥させている間に、
ポリッシャーやバキュームなどの、使用した資機材をきれいに拭きます。
表面の乾燥を確認してからワックスを塗布して、床表面洗浄作業が終わります。
また、今回は、第7回目の開催にして初めて、同業社である四国管財株式会社様を御招待し、
腕前を披露していただきました。
四国管財株式会社様とは、昨年11月発行の「月刊ビルクリーニング」誌上において対談させて
いただいたことがきっかけで交流を深め、今回の御招待に至りました。
また、技能を披露していただいた都築様は、今年のビルクリーニング技能大会四国大会で優勝と
いう実力をお持ちの方で、その腕前に、我々社員一同はただただ息を飲むばかりでした。
そして、その技術を見せていただき、非常にいい勉強になりました。遠路お越しいただき、
ありがとうございました。
大会終了後、四国管財株式会社様や技能オリンピック参加社員、審査員全員で記念撮影を行いました。
結果の発表は、7月20日の第32期経営計画発表会で行われます。
参加した社員のみなさん、お疲れ様でした!
品質管理部 小西俊行