社員ブログ

2019年11月28日講習・研修ローリングタワー研修

11月25日 オマタ土鉱機商会さんでローリングタワー研修を実施しました。


今回は 「足場の組立て等特別教育」「フルハーネス型安全帯の義務化」など法改正が
あり、これを機会に安全にローリングタワーを組めるよう、メーカーのマニュアルに沿って
正確に組立解体ができるようになるのが目的でした。


長く高所作業をしてきた自分も業界の先輩たちからの口伝で職人伝承形式で
覚えてやってきました。しかし、本当に正しいやり方を理論とともに学び
きちんと後輩たちに教えていくことが大事だと思い、よくレンタルする
小俣社長にお願いし講習をして頂きました。


オマタ土鉱機商会さんは大正12年創業のレンタル機材の老舗です。
渋谷の東3丁目にあり、JR山手線からもビルに人形がしがみついている
店舗が見えるので目にした人もいるかもしれません。


オマタさんの駐車場にローリングタワーを用意してもらい
さっそく講習が始まりました。小俣社長自ら講師となって
頂きました。

写真①



ひとつひとつの部材の説明、法定的な説明と理論も教えて
もらいました。足場を組んだことがない新人も
長年やってきたベテランも、初めて聞く内容に
食い入るように聞いていました。自分もここぞとばかり質問して
なかなか進まなくなってしまいました。(笑)


特にアウトリガーの張り出し幅の計算の仕方や
階段での脚の伸ばし方など、すぐに使えることばかりです。


今回は定期班から福島所長と阿部部長も参加してもらったので
福島所長にハーネスを付けてもらい実際組んでもらいました。


写真②


足場板の開ける場所とクロス材の位置などよく考えながら
組み立てる必要があることや、転落防止で手すり枠を
下にも入れることなど、実際やるとわかることが
多くメーカーのマニュアル通りだと足場板を最初に外したりと
「なるほど」と思うことばかりでした。


写真③写真④


今回シングルサイズだったので斜めブレースが2本、
水平ブレースが1本組みます。
これも入れる位置が決まっているのを知りました。
今までは余った部材を余計に入れていたので強度には
関係ないことも学びました。


写真⑤


最後に軽量足場のハッスルタワーについても
正しい組み方を教えて頂きました。
これは、ブレースが通常より多く必要で
今までは足りなかったと冷や汗が出ました。


あっという間に時間が経ち終了しました。
最後に阿部部長が代表で小俣社長にお礼を伝え
全員で挨拶し終了しました。


最後に学園際シーズンの繁忙期に関わらず講習会を
引き受けて頂いた小俣社長に本当に感謝いたします。
ありがとうございました。
レンタルする足場で事故を起こさないことが
一番のお返しではないかと思っています。


また講習会を許可して頂いた社長と専務にこの場を借りて
お礼申し上げます。
定期班含め会社全体に水平展開し、後輩に正しい技術で
安全作業となるよう伝えていきます。






            2019年11月 ガラス事業所 坪内

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