2021年04月20日講習・研修第37期 第7回アクションラーニング
2021年3月11日に第7回アクションラーニングを行いました。
Daiishiアクション・ラーニング1stステージにおける目標は、
以下の3つです。
1. 人間的魅力・道徳を磨く。
2. リーダーとなる継続学習方法を習得する。
3 .第一ビルメンテナンスにおいて未来のリーダーになる。
【今回の内容】
1.特別講話-埼玉支店営業部 河野サブリーダー
2.グループ発表①【人間学について】 杉並営業所 金子
3.グループ発表②【覚悟とは】 東戸塚営業所 鶴島
4.グループワーク 次回発表に向けて
まず、河野サブリーダーの特別講話では。
河野サブリーダーがアクションラーニングに参加した経緯から、
参加したことによる自分の変化についてお話頂きました。
河野サブリーダーがアクションラーニングに参加した理由は
将来管理職を目指し、もっと成長したいと思ったことからだそうです。
参加する前は、何かとネガティブ思考で仕事に対するやりがいを感じない上、
相手よりも自分を優先する思考をもって仕事をしていたそうです。
しかしアクションラーニングに参加してからは、
自分に必要なことを勉強して吸収することによって
自然に他者への思いやりが生まれ、相手を思った行動ができるようになったそうです。
またそこから派生する様々なことが影響して、
現在ではやりがいを感じながら日々の仕事に取り組めるようになったそうです。
この変化の理由は、
自分を知る事をきっかけに、マイナス思考がプラス思考に変化していき、仕事を楽しく感じるようになったと感じているそうです。
河野サブリーダーのお話には自分も共感するところがあります。
私、加藤もアクションラーニングに参加するようになってから、
相手を思って行動するように変化しているのと同時に、
仕事が楽しくなっていくのを実感しております。
次に2、グループ発表では、それぞれが決めた自分達の成長に必要と思うテーマについて、研究した内容を発表します。
●チーム金子・本多【テーマ:人間学について】
内容は「成人の学」中心に事前にグループで研究したことを発表します。
成人の学とは、人間学とは人間が人間になるための学びのことです。
成人の学には、「人間学」と「時務学」2つがあると言われています。
「人間学」とは・・・
人を愛する、人を尊敬する、忍耐、正直、勤勉、誠実、恩を感じて恩に報いる。こうした、人が本来備えている徳性を養っていくための学問です。
「時務学」とは・・・
知能・技能を養う学問の事をいいます。飛行機によって空を飛び、新幹線によって早く移動ができるように、様々な技術革新は人間の知識・技能によるものです。
以上のことから、成人の学は、
人はいくら人より「時務学」知識・技能を持っていても、
人間学(つまり人間力)をしっかり持っていなければ誰も助けてくれないという事を教えてくれました。
このアクションラーニングは人間学について多く学ぶ機会が多いのですが、
成人の学を教えていただいたことにより、人間学の大切さを改めて実感致しました。
●チーム鶴島・楯岡・加藤【テーマ:覚悟について】
話に登場したのは福永正三氏でした。
同氏は、京セラ経営哲学の活学・実践に努め、会社再建に尽くされた方です。
また、月1億赤字の会社を月1億の黒字にした人です。
同氏が会社再建のために取った行動は
毎朝一人ひとりに挨拶しながら声を掛けて周り、徹底的な環境整備を社内全体に浸透させたそうです。
全従業員とのコミュニケーションも、表面的な情報交換ではなく、
心に染み透るまでの会話に努めたそうです。
発表では、この話を例に
覚悟とは強い思い・集中・実践が大切だと教えて頂きました。
そして最後の4、グループワークでは
次回の発表に向けての研究テーマや進め方をグループメンバーと話し合いました。
計10回開催のDaiichiアクションラーニングも
残すところ、あと3回となりました。
ここでは学びを自分の行動に如何に落とし込むか、
この大切さを実感します。
学んだことを実践する行動こそが、自分の成長へつながります。
このブログを読んで少しでも興味がある方は、
来期アクションラーニングに是非、応募してみて下さい!
ひとえいち 加藤 哲也