2021年11月18日講習・研修ガラス事業所研修「ヒューマンエラーについて」
9月30日、ガラス事業所の社内研修が行われましたので
その様子を紹介いたします。
テーマは「ヒューマンエラーについて」です。
参加者は11名でした。
また、新入社員が配属され半年が経ち、近況も併せてお伝えしたいと思います。
新入社員の3人は、ゴンドラやロープ作業などの高所作業もするようになり、
しっかりと実力をつけてきています!
準備やセットなども覚えてきて細かい指示がなくても自ら動くように
なってきました。
性格も明るくとても良い雰囲気を作ってくれます。
良い社員が入社してくれてホッコリです。
私たちが日々行っているガラス清掃は高所作業という危険リスクの高い業務です。
少しの油断やミスが取り返しのつかない事故に繋がる恐れがあります。
今回の「ヒューマンエラー」というテーマは大きな事故を防ぐために、
とても大切な内容でした。
まずはエラーが起こる原因と種類の分類を学びました。
1.ミステイク (計画の誤りや勘違い)
2.スリップ (言い間違いや動作の欠落)
3.ラプス (うっかり忘れ、記憶違い)
4.違反 (規則違反、手抜きなど)
ヒューマンエラーといってもいろいろ種類があり、
私自身もやってしまいそうでドキッとしてしまいました…
次にエラーを減らすための対策です。
1.スリップ対策
注意を向ける工夫、指差呼称や対面確認、作業手順を決める
2.ラプス対策
記憶を外に置く、メモ.チェックリスト.アラームなどの活用
3.ミステイク、違反の対策
未習熟や訓練不足が原因のため教育や訓練で補う
危険予知活動やリスクアセスメント
以上のことを踏まえ用意した数枚の写真から危険予知活動を行いました。
いつも作業前に行う馴染みのある活動ですが参加者が多い分、
たくさんの危険ポイントが挙がり、みんなで共有することができました。
危険個所の共有や対策を考えるためにグループ合同の研修を行うメリットは
とても大きかったです。
今後もお客様から安心して仕事を任せて頂くため、安全第一に作業を行うことを
何よりも大切に努めていきたいと思います。
ガラス事業所第3グループ
江口 竜司