社長ブログ

2014年04月02日「龍から学ぶリーダーのあり方」 6

「飛龍」の時代 

 

龍の成長の第五段階の時期は、「大空を飛翔する龍」 一つの志を

達成し、降盛を極めた段階となります。

 

会社でいうと経営者が龍で、従業員が雲に当たります。古くから

素晴らしいとされている徳や力を全て発揮できるときです。 

飛龍は天をかけ雲を呼び、雨を降らせる能力を発揮させることが

でき、大きく世の中を循環させ、人々を成長させることができる。

 

飛龍の時代には何をやってもうまくいく時代である。まるで開花

した花に蜂や蝶が吸い寄せられるように何をやっても次々に実を

結ぶ。華々しく活躍し、少しぐらい障害があってもそれを糧として

さらに新しい発展をして行く。

 

 飛龍の時代はまさに陽の極みであり一生懸命やらなくてもトントン

拍子にことが運んで行く、それが怖い、「極まれば変ず」安定した

状況が長く続くと人々は安心にあぐらをかいて先を見通す力を失う。

 

ここでいう「陽」というのは常に物ごとを積極的にとらえ、プラス、

プラスの考え方で常に前向きに突き進むことを意味している。

 

優秀な人は陰陽の陽が強いので、勢いよく大空を駆けめぐります。

そしてあらゆることがうまくいくので、陽はますます強くなる一方

です。

 

陽が極まると限界点が発生し「変化」して龍は失墜します。つまり

降り龍となってしまいます。

 

それを避けるためには兆しを察する力を発揮して自分の中に陰を

発生させ次のことを行わなければ飛龍を保つことはできません。

 

そこで「大人を見るよろし」と教えております。ここで言う大人とは、

周りの人、全ての人々、あるいは、物事のこと、基本の姿勢を見失う

ことのないように常に周りの物事から学びなさいと言っている。

 

周りの物事とは人や出来事、大自然、歴史、また古典に学ぶなど

あらゆることを含んでいる。そして将来どうあるべきかを正しく見る

ことである。この大人に学ぶことが出来たら飛龍の時代は長く

保たれて続くとあります。

 

龍は雲に顔を隠して自分の牙を見せないようにしている。その意味する

ところは、雲を取り除いて顔を見せて牙を見せることにより、社員、

民衆は恐れおののき逃げ惑うことになるからである。逆鱗(げきりん)

触れるという言葉はここから出ている。

 

 いかなる立場、どんな地位、役職にあっても決して傲慢、不遜であっては

ならないと言うことである。

 

飛龍・リーダーは、常に謙虚な姿勢を持ち、己を磨き、徳を養い続ける

と言うことを教えています。

 

感謝、有り難うございます。

 

次回、「抗龍」に続く

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プロフィール

代表取締役 三浦 光一

1955年岩手県生まれ

子供の頃より社長になる夢を抱き、高校卒業後上京する。大学卒業時に5年後の会社経営を目指し、商社に就職する。縁あって休日に知人の清掃会社を手伝う。この体験を通じ、清掃業は新しい 産業であると確信、 28歳で一念発起して個人営業を始める。 29歳で株式会社第一ビルメンテナンスを設立。

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