2016年04月07日「入社おめでとうございます」
新入社員の皆様、本日は誠におめでとうございます。皆様は、今日から社会人として
スタートを切ることになります・・・新社会人の皆様に心からお祝い申し上げたいと
思います。
また、こうして我が社の新しい仲間として皆様を迎える事が出来まして、本当に嬉し
く有難く、感謝申し上げます。
皆様はこれまで学校にお金を支払って勉強してきたわけであります・・・当然であり
ますが皆様は学校にとってはお客様でありました・・・しかし、今日からは全く違い
ます・・・皆様は、もうお客様でも、学生でもありません。
これからの皆様は、一人の大人として生きていかなければなりません・・・そして生
きていくために仕事をして報酬を得ることになります。
報酬を得ると言うことは、プロになると言うことです・・・今日から皆様はプロとし
て見られます。
プロとは、「自分で高い目標を立てられる人」、 「成果を出すために約束を守れる人」、
「成功させるための準備ができる人」、 そして「自ら進んで代償を支払おうという
気持ちを持っている人」、つまり、仕事に対して責任を持とうとする人であります。
社会に対しても同じことがいえます。これからの皆さんの言動、行動、立居振舞には常
に責任が生じてくることになります・・・今日から皆様はこのことをしっかりと自覚す
る必要があります。
社会人としてのスタートは、誰でも期待と不安が交錯します。皆様には、これからの人生、
仕事を迷うことなく大いに楽しんでいただきたく思います。
今日の晴れやかな日に皆様のご参考になればと言う思いを込めて、一つだけお話を申し上
げて私のお祝いの言葉とさせていただきたく思います。
私も皆様と同じ新入社員の時に聞いた話しであります・・・そのお話は「人生・働き方」
についての考え方でありました。
そのお話では、「知恵のある人は知恵をだして働く。知恵のない人は汗をだして働く。
知恵も汗もだそうとしない人は、やがて50、60歳になり涙に変わるであろう」と言わ
れました。
私はこの言葉を聞いた時に、50、60歳になり涙を流すのは嫌だと瞬間的に思いました。
ならば、私には知恵がない。知恵がないならば、ただひたすら汗を流して働こう、と心に
誓いました。
私は夢中でただひたすら汗を流して働きました。そうしましたら驚くことに私にも少しば
かりの知恵がついてきたのであります・・・そのお陰で私は仕事と人生をおおいに楽しむ
ことが出来ております。
皆様もこれからのご自分の人生にぴったりとくる言葉、心に誓う言葉を見つけだして、そ
れをご自分の胸に秘め実行することで「人生と仕事」を大いに楽しんでいただきたく思い
ます。
皆様にはこれからの人生を素晴らしい人生にしていただきますように心からお祈り申し上
げまして、簡単ではありますが私のお祝いの言葉とさせていただきます。
感謝、有難うございます。