2016年05月17日「人生・不変の真理」
人生には不変の真理がある。人は誰でも必ず老いていく、そして人は必ず死ぬ。もう一つ
いえばいつ死ぬかわからない。
これは生きとし生けるもの全てに対しての不変の真理である。誰一人逃れることは出来な
い真理である。
そう考えたとき、私の100年カレンダーを作ってみた。最長に生きたと想定したところ
に印をいれてみた・・・その印が私の命日となる。
100年カレンダーが私に命の限界を教えてくれた・・・残された人生の短さ、果敢なさ
(はかなさ)を思う。命日を知った時、今あるこの命、決して無駄に過ごすわけにはいかな
いと考えた。
禅の教えは、今を生きる、この一瞬を生きる、それが息をしていることである、そして生
きるということである、という。
過去はない、未来もない。あるのは今、この一瞬だけである。この瞬間、瞬間を生きるこ
とだけである。
100年カレンダーが教えてくれた一日の大切さである・・・人生は、悲しみ、苦しみが
ある。共に、喜び、楽しみもある。悲しみ苦しみがあるから、喜び楽しみが生まれる。
しからば、悲しみ苦しみを与えてくれた天に感謝する。そして、喜び楽しみも与えてくれ
た天に感謝する。
天からもらったこの命、残された命、限りあるこの命を、天命を全うするために使い切り
たいと強く思う、今である。
人生、不変の真理が教えてくれた命の喜び、生きる喜び。この喜びを、家族、友人、仲間、
私にかかわる全ての人々とともに味わいたいと切に思う。
感謝、有難うございます。