2017年06月12日熱と誠
この世で称賛され、驚くような事、素晴らしい事を成し遂げた人は皆「熱と誠」を持っている。
ある冊子の中には次のようなくだりがあった。
・・・松下幸之助は「二階にのぼりたいなぁ、ではまだまだ駄目だ。何としても二階にのぼりたい。そんな熱意が梯子を生み出す」と言っている。
そして、物事を成し遂げるには熱意と誠意がいる。人間は情熱だけで突っ走っても、それなりにうまく行くものである。しかし、それはあくまでも一時期である。人間としての誠実さを欠くと、必ずどこかで崩れる。歪んだ結果しか手に出来ない人生となってしまう・・・
この冊子を読んだ時、熱とはエンジン、誠とは進むべき方向、道を指し示しているのではと考えた。
まず初めに、心の中に熱い熱い、熱を作ることが先決である。そして、心の中に炎を燃え上がらせて目的、目標に向かい行動をする。
目的、目標に向かうためには正しい道が必要である。正しい道を進まなければ目的、目標を成し遂げる事は決して出来ない。
正しい道こそ誠の道である・・・「誠」という文字は「言」に「成る」と書く。言った事を成し遂げると言う意味である。さらに「誠」に「実」をつけると「誠実」となる・・・
何事も誠実に行えば「誠の心が実る」と言っている。
人生も仕事も、熱意を持ち、誠実な心を持ち続けなければ、決して皆に祝福されるような成功という大きな果実を得る事は出来ない。
私は、今日も心に情熱と言う熱を創り、心に炎を燃やし続け「誠」という正しい道を誠実に歩き続けたいと考える。
感謝、有難うございます。