社長ブログ

2018年04月12日「仕事の名人達人になる為に」

4月を迎え、社会人としての新しい人生のスタートを切った多くの新入社員の人達がいる。
社会に出て、これから何をベースに自分を磨いていくかを考えてみた。


私が経営に行き詰まり、悩み苦しんでいる時に掴んだ教えである・・・
古来より名人達人になる為の最短の方法を説いている。


この方法を実行していけば、私でも経営者の名人達人になれるのではと思えた瞬間であった・・・
まだまだほど遠い道のりである。


古来より「武道、茶道、華道」などで用いられていた方法と聞くその教えは「守破離(しゅはり)の法則」である。


守・破・離とは、物事を学ぶ時の最も大切な姿勢である。
「武道、茶道、華道」に限らず仕事の上に於いても先人達は、この三つの段階を経てその道を極めてきたという。


第1段階の「守」とは師匠の教えをそっくりそのまま忠実に守ること。全て師匠の教えの通りに行う事。
それ以外のやり方をしてはならない。


もし初心者でこれを疑い、批判する人がいたら、その人は学ぶ姿勢の無い人であり、絶対に向上発展はあり得ない。


まず、最初は師匠がどのような考え方、どのような態度や姿勢を持っているかをそっくりそのまま学ぶ、真似(まね)ることです。師匠に教えられたことや言われたことを守り切ることです。


第2段階の「破」とは、師匠の教えを全て自分のものにした上で、自分の新しい工夫を加え、師匠の教えを少しずつ破り成長していく段階になります。


第3段階の「離」とは、師匠の教えから脱皮し、自ら一つの境地を築き上げる段階です。
つまり自分独自の技を持つ段階になります。


自分独自の技を持ったら、もう一度師匠の教えの守る「守の段階」に戻ることです。
守に戻ることで更に自分の技を磨くことが出来ます。
この「守る・破る・離れる」を繰り返していくことが仕事の名人、達人になる最も早い近道となります。


周囲をよく見回してみよう。必ず師匠となる仕事の名人、達人がいるはずです。
そしてその名人、達人を見つけたら、守・破・離の法則を徹底して用い、自分を磨き高めることです。


今日も私は、守破離の法則を繰り返し、繰り返し実行することで経営者の名人、達人になる為、自分を磨き続けたいと思います。


感謝、有難うございます。

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プロフィール

代表取締役 三浦 光一

1955年岩手県生まれ

子供の頃より社長になる夢を抱き、高校卒業後上京する。大学卒業時に5年後の会社経営を目指し、商社に就職する。縁あって休日に知人の清掃会社を手伝う。この体験を通じ、清掃業は新しい 産業であると確信、 28歳で一念発起して個人営業を始める。 29歳で株式会社第一ビルメンテナンスを設立。

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